みなさん「低用量ピル」という言葉を聞いたらどのようなことをイメージしますか?避妊薬?生理痛を軽減させる医薬品?実は、あまり知られていないけれども、低用量ピルは素晴らしい効果を持っている医薬品なのです!

低用量ピルの効果ってこんなにあるの?!

低用量ピルを若年性更年期障害治療に使う理由と体重

低用量ピルには妊娠時に多く分泌される黄体ホルモンが配合されており、これを毎日同じ時間帯に服用することで体内の黄体ホルモンの濃度を一定にすることが出来ます。そのため脳は身体が妊娠したと勘違いし排卵を停止させ、避妊の効果を発揮することが出来ます。しかし低用量ピルは避妊の効果だけでなく、黄体ホルモンを摂取することで生理周期によるホルモンバランスの急激な変化を整える効果もあるため、ホルモンバランスの乱れによる若年性更年期障害の治療にも使われます。
若年性更年期障害の原因としては、過度の食事制限による急激な体重の減少や過度の体重増加、ストレス、乱れた食生活による偏った栄養等によりホルモンが正常に分泌されないことが挙げられます。そのためまずはバランスの良い食事やストレス発散の様に生活習慣を整え、正常な体重に戻すことも若年性更年期障害の治療としては必要になります。しかし中には普通の食事をしていても体重が軽い人もいますし、ぽっちゃり体型の人もいます。その様な人は皆、若年性更年期障害を起こすのか、と言えばそれは違い、元々の体型が細い人はそれがその人にとっての適正体重なので健康体と言えますし、ぽっちゃり程度であれば過度の体重増加とは言えません。あくまでも若年性更年期障害を引き起こす原因は、過度という言葉がポイントになります。
若年性更年期障害は身体の不調を引き起こすだけでなく、生理が止まることで排卵も一緒にしなくなるため治療しなければ妊娠を望むことも難しくなります。若年性更年期障害は低用量ピルで治療することも可能ですが、根本的な解決という意味では他の原因を解決することが大切です。体重の増減が原因なのか、ストレスが原因なのか、食生活が原因なのか等、何が原因なのかを医師と見極め、治療を目指しましょう。