みなさん「低用量ピル」という言葉を聞いたらどのようなことをイメージしますか?避妊薬?生理痛を軽減させる医薬品?実は、あまり知られていないけれども、低用量ピルは素晴らしい効果を持っている医薬品なのです!

低用量ピルの効果ってこんなにあるの?!

低用量ピルは本当に避妊することが出来る?成功率は?

低用量ピルは、正しく服用することでほぼ100%確実に避妊することが可能です。成功率は、コンドームよりも高く、子宮内避妊具と同じくらいです。低用量ピルの場合は経口摂取であり、子宮内に器具を入れる子宮内避妊具と比べると手軽さと成功率が高い避妊方法です。低用量ピルには、エストロゲンとプロゲステロン類似ホルモンが含まれており、このホルモンの働きにより、卵胞を成熟させるホルモンの分泌を抑え、排卵を起こさないようにする作用、子宮内膜の増殖を抑え、着床しづらくする作用、子宮頚管の粘液を変化させ、精子を子宮へと入りにくくする作用があります。脳下垂体がホルモンの働きにより実際には妊娠していないにも関わらずだまされた状態となるため、排卵を促すためのホルモンの分泌が抑制され、卵巣が休眠状態となります。低用量ピルの服用を中止すれば、妊娠状態が終了したと脳下垂体が感知するため、再び卵巣が刺激され排卵を促すようになります。そのため、妊娠したくなった場合には、服用を中止することです。中止直後であっても胎児に影響はないとされています。低用量ピルは、1日1錠を毎日継続して飲むことでほぼ100%の避妊効果が期待できます。服用する時間帯がバラバラでは、飲み忘れにつながることもあるため、就寝前に服用するなどできるだけ時間を決めておいたほうが安心です。妊娠していなければ、いつからでも服用を開始することが可能ですが、月経初日から服用を始めることで、その当日から妊娠の心配はないとされていることから、月経中に服用を開始する人が多いです。コンドームのように男性に頼らずに女性自身で避妊を実行することができることも大きなメリットです。